マウント合戦に疲れたのでメモ
Sierでの自分は技術力は最低ランクだった
技術に興味が無かった、なんか取り合えず動けばヨシ!レベルのプログラムをひたすら書いていた。周りのレベルも相当低かったけど、その中でも「できるエンジニア」からは、なんでアイツはあんな糞コード量産しているんだろう、と間違いなく思われていた。
今の非IT企業の社内SEでは最高レベルに
周りに技術に興味がある人が存在していなくて、コードを書くことすらしなくなった人だけが残ってるので、最底辺が集まりの仲の最上位になった。
なんで「コードを書こうとすらしないのか」「不具合を仕様と言い張って対応しないのか」など周りにイライラする状況、周りの低レベルな連中にイライラする側になった。
これ、転職しても結局、上か下かが入れ替わるだけじゃないかな。一定以上のレベルのエンジニア同士が集まれば良いとか考えたけど、集まっても「自分の優位を誇示したい人」が自分に都合の良い基準を作るので永久に悪夢を繰り返す。結局僕自身も「コードが書けて、色々な技術に興味がある自分」を優位にするために自分有利なルールを作ろうとしているだけ。
上下の関係でしか捉えられないから悪夢は終わらない
自分が技術を付けて、所属しているコミュニティで上位になる
↓
周りが下になるので安心できる
↓
下の人が技術を付けて自分よりも上になってしまうのが不安
↓
コミュニティをいくら変えても根本的な問題は一緒なので、おそらくエンジニアを辞めて別業種でも同じような事象が待っている
根本的な理由は「各々が自分に都合の良い評価基準で周りと上下関係を作ろうとする」こと。
縦の関係と横の関係
この前読んだアドラー心理学「嫌われる勇気」で初めて知った、まだ完全に理解はできていないけど、「縦の関係」では上で挙げたような無限の戦いが待っている。
しかし、「横の関係」では同じ水平な面を立っているイメージ、人類は対等であり、健全な劣等感は他人との優越ではなく「過去の自分との比較でのみ生まれる」
人は対等で比較することに意味は無いので、過去の自分より前に進んでいるかにのみ注視する。
他人と過去はコントロールできないので自分が出来る最善を尽くす「課題の分離」も争わずに自由に生きるためのテクニックになる。
疑問点
アドラー心理学は論理破綻もしていないし、ある程度の理解はできるけど実践するのには難しすぎる。
まとめ
縦の関係を絶つことができれば、エンジニアの悪夢から出れる。
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