どうもmizukiです。会社が悲惨な状況になったので、どうしてこんなことになったのかを考えました。
最近は毎日ギスギスしながら上から降られる仕事をこなしています。雑用や経理の手伝いがメインになっていてシステム開発何それ?状態です。(エンジニア名乗って良いのか微妙なライン)
上の方には理由を説明して、システム開発の遅延の連絡をしていますが、どうやら個人の能力不足により遅延していると判断されてしまいました。
最近はヘルプに入るので一緒に仕事をする経理の人も疲労感が伝わるレベルになってきました。かなり仕事が早い人でしたが、徐々に考えたり立ち止まる時間が増え、時々虚空をずっと見つめていて気の毒になります。かなり堅実に仕事をする人だったのに、とりあえず出して指摘されたら直せばいいよと言い始めて末期感が伝わりました。精神的に疲弊するとどんな優秀な人でも能力を発揮できなくなりますね。
現在の状況
(1)人手不足による1人当たりの業務負担が増加
当たり前ですが、人を辞めさせてる以上は1人あたりの仕事量が増えます
おまけに辞めさせ部屋に飛ばして辞めさせるのでまともな辞め方をしてくれないので、引継ぎ無しでさらに効率を落としています。
辞めさせた上司連中は、みんなで協力して~と言って下の方に仕事を投げまくっているので、下の疲弊が酷いです。上は上手く人を使っていると思っています。
(2)辞めさせて仕事を増やした上司が一切お咎め無しについての不満
下っ端(自分含む)は上の指示は絶対だ、上は偉いんだ、と何年も教え込まれて奴隷根性が染みついていましたが、さすがに最近では反抗する人が増えてきました。上を全力で保護してきた結果、反抗される事に慣れていないので上の方も露骨に苛立ち始めました。そして下から上まで全員が精神的には疲弊しています。上は高い給料貰ってるだけマシですが。
悲惨な状況になった要因
戦力にならない人(上の気に入らない人)を切り捨てて、新しい人を募集する発想
これが一番大きな原因で、今の人手不足の世の中で一番やってはいけない事だと痛感しました。数年前から人を切り捨てて補充するスタイルでやってきて、今までは割とすぐに人が来たのですが、最近では露骨に募集に来る人が減ってきました。働き手の不足+会社の悪い評判のコンボは最高です。
上の方が自分たちが楽に仕事をするために多様性を一切排除して、少しでも反抗する人を使えない人と言うレッテルを張って、辞めさせてきた着地点です。
既婚者に対する多様性を認めようとしないので、子育てしたい世代は即辞めか対立して辞めて行きました。その上に自分たちに都合の良い「子育て終わって仕事に集中する人が欲しい」と楽観的な話をしています。
一部の部署に権力が集中している
経営陣のお気に入りの部署(経営者の出身職種)が圧倒的に力を持っていて、他の全部署がそこの命令に従っています(一番の高給取り)、最初の頃はまだ他の部署へも「お願い」をしていましたが今では「命令」をしています。僕も資料やツール作成の依頼を受けますが他の優先タスクがあるので、待って欲しいと言うと露骨にイライラされる上に経営陣にチクられ評価が下がります(現在進行形)製造部門の担当者にも設計書が間違っていたのにも関わらず「なんで作る度に確認しにこないと」と高圧的なので、最近では部署同士でも対立しています。
気に入らないと言う理由で辞めさせた事に対する不信感
口には出しませんが、気に入らないという理由(表向きには能力不足と言うことになっている)で何人も辞めさせているので、上層部に対して不信感を抱き始めました。最初の数人であれば辞めさせた事をごまかせますが、あまりにも数が多いので周りの人も察するようになりました。口では上の方をヨイショしていますが飲み会の出席率はどんどん減っています。
この状況を打開する方法
上の方が原因を客観的に分析してくれれて、尚且つ求人に募集があれば打開できる見込みは有り。
なお、給与も安く休日も少ないので絶望的、現実を直視するのは辛い
まとめ
誰が見ても人手不足の世の中で「気に入らない人を辞めさせて、求人を出して補充する」と時代錯誤の戦略を取り続けています。会社がやるべき事は「なぜ、辞めたのか」を客観的に分析をして、原因を取り除く事だと思います。そうすれば今後運よく人が入ってきて定着してくれれば、なんとか人手不足が解消されていきます。が、辞めた原因は個人の能力不足と決めつけ、指導、監督する立場の人間が一切悪くないと言い張る現状では無理です(断言)
なので僕は「(本社に)逃げるんだよォーッ!」と本社側のシステム担当部署にスキルシートを送ったり、本社での会議のついでに挨拶に行ったりしています。
今のプリズンから脱出するのを目標に頑張ります!帰宅後にラズベリーパイをいじるのが唯一の癒しになっています。
本当に去年あたりの残業減らそうと効率化に励んでいた時期が懐かしいです。
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