ヘルプデスク+システム開発の社内SEは無理があると思う

失敗談

どうもmizukiです。現在社内SEでヘルプデスク兼基幹のサブシステム開発を行っていますが、体制にかなり無理が出てきました。
ヘルプデスクは数名で兼任、システム開発は完全に一人でやっているので、完全に個人の力に依存している状況です。

ヘルプデスクの業務で、システム開発の時間が圧迫されて遅延して、ヘルプデスクで呼ばれる度にイライラすると言う悪循環になる負のループに陥りました、。もし、兼任で回せているのであればチームとしての体制が整っているか、個人として優秀のどちらかですね。

一応書いておきますが「ヘルプデスク業務」に関しては入社前の話では無かったので、兼任と言う話で入社した訳ではありません。

ヘルプデスク+社内開発の辛い点

チームとしての体制ができていて、リソースに余裕が無ければ、確実に辛いです。
そして、今の時代は「エンジニアが募集しても入ってこない」ので体制を強化する方法も取りにくいです。

ヘルプデスク業務にかかる工数が予想できない

運が良ければ一日問い合わせが無い日もあれば、対応で1日つぶれる事もあるので、システム開発の工数見積もりが困難に。
こちらがシステムの機能のリリース直前であろうが容赦なく問い合わせと対応を強いられます。
後述しますが、前任者がサービス残業で生産性をブーストしていると悲惨な事になる。

開発に集中できない

コードを書いている時や、設計の最中に問い合わせがくる場合があります。対応して終わるころには何をやっていたか忘れます。僕が無能なのもありますが、集中して作業をすることができないので、開発を選任でやっている人と比べて、間違いなく生産性は低いでしょう。

ITへの理解が低い企業が求めるのはスーパーマン

ヘルプデスクをやりつつ、システム開発を行い、業務改善を行うような動きを求められます。
『IT技術者=簡単にシステムを作れる』みたいな印象がある会社だと、かなりの無茶振りが多いです。チームの決定権のある人がイエスマンだと詰みます(1敗)

偉い人の思い付きで、誰も使わない新機能が追加されます。SESの時に体験した仕様変更をまさか再び体験できるとは思いませんでした。(社内案件は納期に余裕が持てるという話を聞くが、完全に会社による)

前任者がサービス残業マンだと普通に働いていると評価が下がる

前任者が自宅に持ち帰ったり、サービス残業をして生産性を稼いでいた場合、『後任の評価が下がります』
同じ能力でも、時間を多くかければ生産性は増えます。そして、「前任者は出来てたのに、同じ時間で何で君はできないの?」と言う評価になります。なんだこれ呪いか

他のエンジニアの為にも「誠実に決められた時間で働いて、対価を貰う」事が当たり前ですが大切です。
また、サービス残業などをして仕事を終わらせると「サビ残して進捗稼げば良いか~」と言う考えになり正確な工数が見積もれなくなります。

まとめ

ヘルプデスク兼システム開発はチームとしての基盤が整っている会社以外ではオススメはしません。システム開発を行う場合は、運用や保守でも多くの時間がかかるので、そのあたりの認識がしっかりしている人がリーダーで無ければ見事に疲弊していきます。

入社する前に「開発部門とヘルプデスクは分かれているのか」を聞いてから入るのが良いかもしれません。「ほとんどそういうのは無いよ」とかあいまいな感じだと100%あると思いましょう。
求人なんかでも社内SEの業務はあいまいだったりするので、しっかり聞いて地雷回避しよう!

明日もコーディング頑張りましょう!

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