非IT企業のSEが気を付ける5つの事!

社内SE

どうもmizukiです。1年ほど非IT企業でSEをやって来て大分立ち回りがわかって来たのでまとめます。
今働いている会社はぶっちぎりでITリテラシーが低い会社で、エクセルのマクロやVBAがわかる人が0人、マネージャークラスにもエクセルの関数すらわからない人がちらほら、
と言った状況なので、上手く立ち回らないと悲惨なことに、というかなったので、書き残しておきます。
今後、非IT企業で働く予定の人が立ち回りの参考になれば嬉しいです。

(1)資料作りは手伝わない

一番重要だと思いました、未だに頼んでくる人がいてうんざりします。
非IT企業にはエンジニアを便利屋だと思っている人がたくさんいます、
そして、エクセル、ワード、パワーポイント何でもできるでしょ、だから作って^^
と言った感じに当たり前のように言ってきます。

最初の頃に、手伝ったら結局一年経ってもやらされることに、
忙しいからできません or やり方教えるから自分で作ってください
といった感じではっきりのノーと言えないと泥沼化します。

そもそも、資料を他人に作らせると
依頼人→作成者→依頼人と無駄なレスポンスが生まれさらに作った後に「やっぱりこうして」と後出し仕様変更が待っているので、
どうしても時間が無駄にかかってしまいます。依頼する側は雑談してても完成するので楽なんだけどね!

資料の内容を紙に書いてもってくる人は頭おかしいと思いました
せめて、それエクセルに入力してくれると打つ作業省略されて楽になるんですけど!

(2)自宅のパソコンや家電製品の相談には乗らない

これは滅多にありませんが、稀に言われます。
パソコン詳しい人を無料の修理屋と勘違いしている人がいるので、「パソコンが動かないから、今後ウチ来て見てくれる」と言われました。当然断りました
休日になんで無料で他人の手伝いとかやめてくれよ(絶望)
プライベートは死守しましょう、これでも一度OKすると何かある度に呼ばれて泥沼化します

友人の話ですが、言ってくる相手が社長で断れずに土日潰して頑張ってました、
見事に1年以内に辞めてました、(ヤバイ企業からは)逃げるんだよォー!

(3)嫌われても気にしない

1と2の無駄な仕事や奉仕を断ると、どうしても嫌って来る人がいます(立場の上の人はノーと言われるのに慣れていないので)
(1)の場合は他人の資料作りまで手伝っていたら自分の仕事が進まないので、
(2)の場合は休日は自分の為に使うものなので手伝う必要はありません、
嫌って来る人が、上の人なら昇進に響くので、そのあたり考えて動きましょう、
私は死ぬほど他人の資料作りも休日を他人の為に使うのも嫌なので、気にせず断ります。

(4)システム構築などに時間がかかること伝えよう

会社の偉い人はシステム構築はすぐにできて、何でもできる、と思っている人がいます
なので、プログラムは「自分で命令した行動しかしない、完成するまでに設計→実装→テストと言った手順を踏むので時間がかかる」
など、説明はしておきましょう。偉い人のあたりが良ければ理解してくれます。
上の人が理解する気の無い人なら、運がなかったと思うしかないです。今後も適正な評価はされないので、撤退も考慮した方が良いと思います。

最近ならRPAツールなんかを導入して、RPAの運用チームが組まれる事もあると思います、
僕の勤め先の本社が相手先営業の「プログラマーじゃなくても作れます!」を真に受けて、エンジニア無しでチームを立てて何故か即ツールを導入して地獄絵図と化しています。
脱線しましたがRPAツール入れる時は、お試し期間でしっかり試した方が良いです。
マジで試した方がいい(大事なことなので2回言います)

(5)制作物の保守性を考える

僕の会社の場合、制作物(この場合はVBAを用いたエクセル)を休日に誰かが使い、動かし方がわからない or エラーが発生すると容赦なく携帯電話が鳴ります。
そして、何故か会社へ行き対応する羽目に、本当に悲しくなります
なので、呼ばれない為にも必死でエラーが起こらないように組みましょう、またエラーが発生した時にはメッセージを表示して作成者以外でも直せるようにすると、
呼ばれる可能性が減ります。
制作物の保守にも時間がかかる事を説明しておくと良いです、理解されるかは別ですがダメ元でしましょう。

まとめ

僕が思うにはどこの企業に勤めてもそうですが、上司ガチャ&経営者ガチャです。
上がエンジニアをどう思っているかで、評価されるかされないかが決まるので、明確な成果を出しても評価されなかった時点で撤退も考えた方が良いです。
当然、自分自身もエンジニアとして評価を得られるように努力はするべきです。

最後に明確な成果を出しても評価されない場合について書きます、主な原因は「エンジニアが評価されると困る人」です。具体的には今までの業務で頑張って作業をやってきた人と、その方々を管理してきたマネージャです。その方々は今まで何年もその業務を行って来ました、それを突然入ってエンジニアが効率化を行い、自分たち以上の評価を得てしまったら「今までの頑張りは何だったんだろう」となり、当然反発してきます。なので、なるべく上手い事立ち回って評価されるように努力しましょう。ただ僕は上手く行きませんでした。

実例ですが、業務を効率化した直後は凄く感謝されましたが、評価を受けるようになってからは凄くギスギスしてきました。
このあたりは人の性格によるので、何とも言えませんがひたすら考えて最適な立ち回りができるようにがんばりましょう。

エンジニアで単身で非IT企業に入り、成果を出し、IT系部署の立ち上げまで成功し、しっかりと評価を得た人は凄いと思います。
おそらくどんな企業でも、他人の昇進を妬む人が一定数いるので、上手く捌き、上層部とも折り合いを付けたんですね、マジですごい!(語彙)

非IT企業で頑張っている人がいれば、明日も頑張りましょう!
もし、非IT企業で社内SEをする人であれば、立ち回りを考えてしっかり評価を貰いましょう!
契約時の業務内容に「基幹システムの改修」とかあれば、どのような作りか聞いておきましょう、入社後に突然COBOLとかが出て来て詰みます。

社内SEと言っても一人で行うか部署があるのか、で様々ですが少しでも参考になれば
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました