働き方改革でサビ残だけが増えるシンプルな理由

働き方改革

どうもmizukiです。偉い人達が大好きな「働き方改革」が勤務先で実施されていて、どうやら2019年の始めごろから本格的に残業時間の規制などが始まり、ほとんどの人の残業時間が20時間以内と言うホワイトな職場環境になっていました!ですが、実態は20時間以上残業を行うと上の人に注意されるからタイムカードを切って残業時間を調整しているという超絶奴隷労働をしていました。

サビ残がだけが増える理由は「業務量を減らさずに残業だけを減らそうとする」から

これが根本的な理由です。単純に業務量が同じなのに、「働き方改革なので残業を20時間以下にしてください」と言われたら、タイムカードを切って働くのが多くの人の最適解になります。そもそも業務改善で一気に残業を減らせれるのであれば、既にやっていますし。業務改善などを行うには業務フローなどを変化させるので、それなりのリスクがあります。変更した後に業務に問題が生じる可能性があるので、誰も率先してやろうとはしません。

また、無意味な残業をして残業代の為の残業をしている人は、ただ早く帰れば良いだけですが、真っ当に業務量が多くて残業をしている人が何故かサービス残業を強いられます。

働き方改革を実施前と後の比較
働き方改革前 働き方改革後
残業代 貰えた 20時間以降は貰えない
業務量 残業をすれば終わる 残業をすれば終わる
離職率 多い部署は多い 多い部署は多い

残業代が貰えなくなっただけなので、働き方改革が始まる前の方が平和でした。上手く行ってる会社は本当にホワイトな労働環境になりそうですが、失敗している会社はとことん地獄になります。

まとめ

根本的な原因を解決しないで改革(笑)を進めるのを止めなければどんどん地獄になっていきます。残業時間だけを減らそうとしないで、業務内容自体を削らなければ「見かけだけの働き方改革」で終わります。

僕も業務を減らすために頑張っていますがソースコードの管理すらまともにできていない会社の為、まずはgitやらを啓蒙して初めてスタートに立てます。
そんな中、入社時に良くしてくれた人がサビ残によりソウルジェムが真っ黒になって会社に来なくなったので、見かけだけの働き方改革は終わらせたいです。しかし決定権を持っていない下っ端に出来る事は少ないので、地道にマクロやらツールを作って業務を減らしていきます。

令和は会社によっての労働環境の格差がどんどん開いて行く気がします。

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