社員が疲弊している会社の共通点

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社員が疲弊している会社の共通点

2社あって、どちらもこのパターンだったので再現性は高そう。

上が新たに何かを始めるが、絶対に何かを止めない

取捨選択ができずに、どんどん足していく事になり、現場の仕事がどんどん増えていき疲弊していくパターンです。
本を読んで覚えた「KPI」を全部門で考えるようにして、コンサルに言われた「SNSによる情報発信を始める」、セミナーで見た「RPA」を始める。良くわからない「外部の勉強会」へ社員を出席させる。などなど。

利益を上げなければ倒産するので、新しい事を始めるのはとても良いと思いますが。問題なのはそれを減らさずに増やし続ける事です。人間の処理できる仕事の量には限度があるので、増やし続けるのは無理があります。
戦争で例えるなら、『補給線を無視して戦線をひたすら伸ばしてる』状態です。そのうち補給線絶たれて壊滅します。

イエスマンが多い事による弊害

上の人の周りがイエスマンが多いと、どんどん上の思い付きで施策が始まる。
周りのイエスマンは『部下に全部丸投げして、進捗だけ管理する』ので本人はほとんど業務の追加はないが、下の人達は「現在の仕事」に加えて「新しい仕事」をやらなければいけないので、このような会社の末端の社員は、上の思い付きで拒否の出来ない仕事がどんどん増えていくので。士気が低くて、目が死んでいます。ただ、上司に言われたことをこなす日々になっています。

ボトムアップと言う名の丸投げは恐ろしい。上司が丸投げタイプに当たると地獄が待ってます。年功序列で能力の無い人が上に立つと「自分でできないから丸投げして報告だけする」事だけをやります。
そもそも、トップに立つ人が「適切な意見をくれる部下」よりも「自分の意見を肯定して、ヨイショし続けるイエスマン」を欲している時点で、どんどんおかしくなっていきますね。

会議による時間の圧迫

・会議の為の報告資料作成
・報告するための会議
・施策を始めるための会議

ただひたすらに、意味の会議とそれの準備に時間が奪われます。
会議によって進捗を管理するスタイルの会社だと、一週間に3,4回会議や打ち合わせがあって時間がどんどん減って行きます。

まとめ

・何かを始める時は、必ず何かを止めなければ、やる事だけが増えていく
・人間の処理能力には限界があるので、何でもできると思うのは止める

何かを始めるのは簡単だけど、中々止めれないかは『サンクコストバイアス』が関係してそう。(明らかに黒字化の見込みがないプロジェクトも増員、増資をして続けたりする)
日本人ってひたすら足し続ける人が多いように感じます。増やさないで「何もしない事」や「削る事」がより効果を生むこともあるのがわからない模様(サボるための言い訳だ!と言われる)

今日もコーディング頑張りましょう!

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