どうも昨日血を抜いたせいで朝血圧が低い(気がする)mizukiです。
前の会社で邂逅した無能マネージャがとても仕事をする上で厄介だったので対策を残します。『能力』ではなく『コミュ力』と言う上司への媚び力を重視するような会社に発生しやすいです。
無能マネージャとは
口を動かし生産的な行動をしない
「マネージャは人を使うのが仕事だ」と(偉そうに)良く言っていました。本人が率先して仕事をすれば周りも付いてきますが、無能マネージャの場合は「部下に面倒な仕事は全部投げて、自分は上のご機嫌取り」と言った感じの行動をします。上に行くには有りかもしれませんが生産性を考えたら無能が居てもいなくてもほぼ変わらない状況でした。
無能マネージャの部下への仕事の投げ方
「資料作りの練習になるから、今度の会議の資料作ってみてよ」(建設的なフィードバックは当然無し)
「今後の為にこの提出書類(考える要素の無い文字を書くだけのやつ)を書いておいて」
共通するのは「君の指導の為にやっている」事にして自分のやるべき仕事を投げていました。そのあとに他の生産性のある仕事をするならば良いマネージャかもしれませんが無能は何もしません。(WEBのログを見たらSNSを見ていた)
前の会社では脚色無しで「メールチェックだけして1日中うろうろしているだけ」の40代くらいが複数人いました。こんなお荷物抱えて利益出せるあたり日本人のアルバイト優秀すぎますねぇ。
仕事を頼む時に目的や具体的な説明ができない
「業務命令だからやれ」が口癖のマネージャでしたが、本人の能力が低い為「目的」や「具体的な説明」がほとんどできませんでした。部下やその下のアルバイトの人は「何の為にこの仕事をやるのか」がわからない為、常に士気が低かったです。それでも従順に作業をしてくれるのが「日本人労働者の質の高さ」だと思いました。
自分より優秀な部下を叩く
全力で粗を探しては叩いていました。評価基準が個人の主観になる「資料作り」などが叩ける恰好のポイントでした。「この記述が子供っぽい」「もう少しちゃんとした資料にしないと見せれない」など否定ばかりして、具体的な改善内容などは一切口にしませんでした。能力が低いので抽象的な事でごまかしていました。
「具体的な改善案を出せる」かが無能を見極めるポイントだと個人的に思いました。
うろ覚えですが「ピーターの法則」でも同じような事が書かれています。「自分の能力の限界の地位で無能化した後に自分より優秀な部下の邪魔をして、自分の地位を守る為に同じレベルの無能を優遇する」
有能マネージャとは
こちらの記事のマネージャの役割がしっくりきました。(これにチームの生産性を上げる為に働きやすい環境を提供するのが役割だと思う)
「マネジャーの役目は、チームの方向性を示し、何が『勝ち』なのかを定義すること。そして、そのための戦略を作ってチームに伝え、巻き込んでいくこと。自分が先頭に立って仕事をして、その背中を見せることです。これが最低限。その上で何をするかは自由ですが、この最低限のところができていない人ははっきり言ってマネジャーではありません」
https://woman-type.jp/wt/feature/8080より引用
無能マネージャはかなりの数いましたが有能マネージャはそれよりも少ないです。有能なマネージャに共通していた事はシンプルに「能力が高い事」でした。有能扱いされていた人はその部門での下の仕事までしっかりと把握していました、なので具体的な指示も出せ、自分自身で手本となりやって見せる事もできます。
無能マネージャと有能マネージャの違い
無能マネージャ
上に媚びるのに必死
口だけ動かす
チームの士気を下げる
媚びてくる部下を優遇する
誰からも尊敬されない
有能マネージャ
上からは能力で認められる
実際にやってみせる
チームの士気を上げる
チームの為に発言する人を評価する
周りから尊敬されている
無能マネージャ対策
はっきりと『ノー』と言う
自分でやるべき仕事をあらゆる理由を付けて他人にやらせようとするので、頼まれてもハッキリ「できません」と言うべき。エッセンシャル思考と言う本の断り方の章では「●●さんの方が向いていますよ」や「この仕事を受けた場合今やっている案件が遅れますが構いませんね?」と言ったように断っていましたが、「上の命令は絶対」みたいな会社だと実際問題として断れないですね。
無能マネージャの上司の信頼を得る
無能マネージャと直接やりあっても、地位のある方が絶対に有利なのは変わらないので「その上の上司」の信頼を得てその人の力を借りて「無能マネージャを降格させる」か「自分をより高い地位に昇格させる」のを狙
います。無能マネージャは基本的に上の立場の人にはペコペコバッタなので、先に上の信頼を得るとほぼ勝ちです。GG
無能マネージャのミスを待つ
完全受け身なのでオススメはしません。致命的なミスを待たなければいけませんし、無能なのに上の地位にいる人ほど「責任を回避する方法」を得意としています。一つ上の方法とセットで使ってミスった瞬間に速攻で降格させたりするのが理想です。僕の前の会社では「1年に10回以上受発注のミス」をしていましたが、経営陣と仲が良かったので何のお咎めも無かったです。
上層部が慣れあっているとほぼ勝算はなくなり時間の無駄と感じたので僕は転職しました。信賞必罰大事。
有能な人であるなら「今の会社で昇格を狙う」or「別の会社に転職をする」or「独立して自分でやっていく」など自由度の高い選択ができるのが強いです。
異動願いを出す、転職独立する
はっきり言って「無能の下で働いて得られるものは無い」です。僕はしばらく無能の下で働きましたが何も得るものはありませんでした(得たのはストレスのみ)。なので無能に自分の能力を搾取されるくらいならさっさと無能の下から離れるべきです。早ければ早い方が自分の貴重な時間を無駄にせずに済みます。
最後に
無能マネージャ対策でした。僕自身なんとかしようと色々と策を巡らせましたが最終的には「転職」を選びました。(今回は運よく他の人から声がかかった)
有能な人は無能の下で働くよりも『有能の人同士集まって働く』方が圧倒的に生産性が上がると信じています。なので研鑽を重ねてよりよい場所を目指しましょう。
自分用メモ
だらだらと長い文章になる悪い癖を直したい。文字数1500時前後でまとめたい。
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